暗華鏡 (あんげきょう) は音楽の構成要素の一つである「リズム」を視覚化する (目に見えるようにする) インタフェースです。暗い中で見ることのできる暗華鏡の像は、コンピュータで自動生成された音楽のリズムに連動して変化していきます。「覗き込む」「注視する」「映像と音楽が連動する」それぞれの相互関係によって没入を引き起こすことを狙っています。
このインタフェースは大学時代、光や音などの異なるメディアを相互に変換することに興味を持ったことが制作の動機になっています。相互に密接な関係があると考えられる、音と光が「連動」という関係性を持つことによって鑑賞者にもたらす影響を検証する試みです。
暗い空間で蛍光のアクリル球を発光させる紫外線LEDライトについては、徳島県鳴門市の企業「ナイトライド・セミコンダクター株式会社」の機材協力を受けることができました。個人のアイデアに対しても真摯に向き合ってくれる企業があると知ったことは、この後に続く自身の制作活動にとてもプロアクティブな影響を与えました。
暗華鏡は次の年に東京ビッグサイトで行われたライティング・フェア2007の同社企業ブースにおいて展示を行い、来場者に対して紫外線LEDの表現への応用方法を提示することができました。


紫外線LEDライト "3D limelight"
powered by I/O module "GAINER"